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和のコスチュームジュエリー<1>

1127日まで、大阪 国立民族学博物館 特別展『工芸継承―東北発、日本インダストリアルデザインの原点と現在』にて、あとりえ青輝鳥の「和のコスチュームジュエリーシリーズ」5点(2017)が展示されています。

 

本シリーズは、漆アクセサリー作家 加藤恵と、ビーズアクセサリー作家 金田美里のコラボレーションによる、初の作品です。

 

漆工芸とビーズアクセサリーという、分野の全く異なる2人の作家が、1年にわたり仙台と東京を行き来して互いのワークショップを体験し、打ち合わせを重ねて理解と交流を深め、誕生しました。

 

「コスチュームジュエリー」とは、貴石や貴金属のかわりにガラスや合金などを使った、デザイン性の高いアクセサリーのこと。

1920年代、ガブリエル(ココ)・シャネルがパリで最初に流行させ、第一次世界大戦後の女性の社会進出、経済的な自立にともない、ヨーロッパ、アメリカで広く受け入れられました。

 

 

「扱いづらい」「高価」「敷居が高い」というイメージから日常使いを敬遠されがちな漆に、素材の価値にとらわれない、より自由なデザインを取り入れることで、新しい価値を表現しています。

5点のシリーズを、1点ずつ、ご紹介します。

リバーシブルペンダント/エメラルドの四角、青の渦 KM1701

トップ:木胎錆地変わり塗(木、漆、砥粉) ネックレス:ヨーロッパのヴィンテージビーズ、日本のヴィンテージビーズ、ウッド、合金、テグス 

 

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金田美里(Beads.Michel ビーズミシェル

ブログ
https://ameblo.jp/kirakirakirakira0127/entry-12404596968.html

ウェブサイト
http://beadsmichel.com


特別展「工芸継承」について:

2017年に宮城県の東北歴史博物館が開催した特別展『工芸継承―現在から捉え直す国立工芸指導所』が大阪に巡回。昭和初期から40年代まで仙台市に置かれた「国立工芸指導所」が残した資料をもとにその足跡をふりかえり、後の日本工芸界に与えた影響を紹介する展覧会です。

宮城の展示の際、高校生、大学生が「使って楽しい工芸」をテーマに、作品を作るワークショップが行われました。

加藤はこのワークショップに協力した職人の一人として、作品を紹介していただいております。

2018巡回展では、金沢美術工芸大学の収集による『平成の百工比照』や、明治時代の超絶技巧の工芸品の紹介なども加わり、よりスケールの大きな内容となっています。

 

国立民族学博物館ウェブサイト 

http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20180913kougei/index