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特別展「工芸継承」はじまります

913日より

 

国立民族学博物館(大阪) 特別展

「工芸継承―東北発、日本インダストリアルデザインの原点と現在」

 

この展覧会は、東北歴史博物館(宮城)による2017年企画展が巡回するものです。
  

昭和初期から40年代まで仙台市に置かれた「国立工芸指導所」が残した資料をもとに、その足跡をふりかえり、同時に、デザインや技術を学ぶ宮城の高校生、大学生が、工芸の現在進行形について考え、作品を作るというワークショップを行いました。 

  

加藤はこのワークショップに協力した職人の一人として、宮城の職人のみなさんとともに作品を紹介いただくほか、みんぱくゼミナール(10/20)の登壇も予定しています

 

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出展の「和のコスチュームジュエリー」シリーズは、2017年にビーズアクセサリー作家 金田美里さんとコラボレーションした、初めての作品です。 

  

漆工芸とビーズアクセサリーという、分野の全く異なる両者が、仙台と東京を行き来して、互いのワークショップを体験し、打ち合わせを繰り返して理解と交流を深め、誕生した実験的な作品です。 

   

以下は展覧会図録用に書いた紹介文です: 

 

『和のコスチュームジュエリーシリーズ  5点」』2017 

 

加藤恵(漆)と金田美里(ビーズ)とのコラボレーション作品。

コスチュームジュエリーとは、貴石や貴金属のかわりにガラスや合金などを使った、デザイン性の高い アクセサリーのこと。

1920年代、ガブリエル(ココ)・シャネルがパリで最初に流行させ、当時の女性の社会進出、経済的な自立にともない広く受け入れられました。

「高価」「敷居が高い」と思われがちな漆に、素材の価値にとらわれない、より自由なデザインを取り入 れることで、新しい価値を表現しています。』 

 

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会期中はミュージアム・ショップにて、あとりえ青輝鳥の漆アクセサリーの販売もございます。

ぜひお運びください。

  

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特別展「工芸継承―東北発、日本インダストリアルデザインの原点と現在」

2018913日(木)~ 1127日(火)

10001700(入館は1630まで)

休館 毎週水曜日

 

国立民族学博物館 特別展示館

大阪府吹田市千里万博公園10-1

 

電話:06-6876-2151(代表)

 

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ビーズアクセサリー 金田美里さん(Beads.Michel)
HP

http://beadsmichel.com

ブログ

https://ameblo.jp/kirakirakirakira0127/

 

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